こんにちは。
今回は『45歳から5億円を稼ぐ勉強法』を読みました。
kindle unlimitedにも入っています。
長く生きていると、自分なりの勉強法のようなものができている気がします。
ですが、これから何か勉強するとき、これまでと同じやり方でいいのかな?と気になり読んでみました。
著者の方は、自分とはかけ離れた華麗な経歴をお持ちです。
勉強した結果合格したのも、「司法試験」なのだそうです。
自分とは関係のない世界の方が書かれていますが、得るものは多かったです。
この本は、順調に出世している方や、超安定している公務員の方以外で、70歳までバリバリ働き稼ぐぞ!という気持ちのある方に向いていると思います。
その意欲に対して、正しい頑張り方を教えてくれる本です。
45歳からの勉強ってどう違う?
若い学生の頃であれば、成果は「よりより点数をとること」でした。
でも、45歳から新たに勉強を始める場合、成果は全く異なります。
目的はズバリ
自分が70歳まで現役を続けられるか、毎年2000万円稼げるかどうか
その人の目標によって、金額は変わってくるでしょうが、「稼げるのか」という視点が大事なのだそうです。
45歳を超えて、新たな資格取得を目指す方は、相当やる気のある方だと思われます。
しかし、「稼げない」仕事なのなら、やめておいた方がいいようです。
いわゆる士業の資格などで、稼げる資格稼げない資格の話なども載っていました。
また、この本には、資格取得して開業、という資格モデル以外に、「起業モデル」というのもあります。
自分の得意なことで起業するというモデルです。
資格にとらわれていない自由な発想が、目から鱗でした。
自分も何かできるかな?なんて思ったりします(笑)
印象に残ったところ
資格試験があるなら、その試験制度がどう変わっていくのか。どんな能力がテストされているのかについて情報を得る。 次に、競合環境を調べる。同じ目標を持って勉強している人はどれぐらいいるのか。彼らは何時間勉強しているのか。彼らのレベルはどれぐらい高いのか。
著者の方は、教科書をすべてきちんと読む、という勉強方法はとらなかったようです。
そうすると、あまりにも時間がかかりすぎる。
とはいえ、資格の勉強をする際は、やってしまいがちです。
この本では、試験でどんな能力が求められているかを把握するのが大事だと書かれていました。
この本を読むと、ただ真面目にきっちりやればいいとは考えないようになると思います。
①クライアントの抱えている問題を正確に理解すること、②クライアント特有のニーズについて事前の調査研究を怠らず、正確なアドバイスを提供すること。これら2つが大切だ。 どちらがより大切か。多くの人は②だと思うだろう。 ところが、正解は①だ。実は、クライアントのニーズを正確に理解できないことでつまずく人が多い。なぜそうなるかと言えば、理由は思い込みである。
私も②と思ってしまいました。。。
思い込みをしないよう気をつけなければ!
このことを気付かせてくれた事はありがたかったです。
自分の経験やスキルをうまくプレゼンできること。いくら経験やスキルを持っていても、それが相手に伝わらなければ、価値はゼロ。
よく言われることですね。
これからの時代、自分をブランド化しないと生き抜いていけないともいいますし。
組織に頼らず生きていく場合は、もはや必須なのかもしれませんね!
自分のブランド化については、こちらの本が面白いです↓↓
自分の意見を持っている人と持っていない人の違いは、事前の情報収集力の違いもあるが、それよりも仮説構築力を持っているかどうかの違いだと思っている。
色々な書籍でも、同じようなことが言われていますが、これは個人的にとてもほしいスキルです^^;
自分の頭で考えるとき、何を頼りに考えていけばいいのだろうか。 それは、常識と経験だ。「常識的に判断して、経験から判断して、○○だ」と考えることである。 あなたが40代になっていれば、もう自分の経験と常識に100%自信を持っていい。これまでの会社人生、社会生活で得てきた経験や常識と関係のない事態などは存在しない。あなたが遭遇する事態は、あなたが過去に経験してきた事態から、ほんの少しだけ変化したものに過ぎない。
今、あなたがどれだけ早く走れるかを問われているのである。「勝つためには、何でもやる」、「知らないことは身に付ける」、「事務的で面倒くさいことでも、自分でやる」という気概を持ってやっていかないと、到底競争に打ち勝つことはできないのである。
40代以上の方、頑張りましょう! 私も頑張りますよ^^