こんにちは。今回は『愛の妖精(プチット・ファデット)』を読みました。
作者のジョルジュ サンドは結構有名な人らしく、あのショパンとお付き合いをしていた人なのだそうです。
でも個人的にはそこにはあまり興味はなくて、もともと女の子が主人公の物語(赤毛のアンとか、風の谷のナウシカとか)が好きだったので購入してみたのですが、
面白かったです!
内容は少女マンガといっていいと思います。
女の子と男の子の恋愛、双子の男の子たちの兄弟愛がメインです。
それぞれに感情移入してしまいました。
恋愛の進展に、いい歳してこっちまでドキドキしますし(笑)、続きが気になってしょうがなくなります。
また、感情描写がうまいのか、登場人物の嫉妬とか、やりきれない感情が、わかるわかるって思えます。
というわけで大人でも楽しめる少女マンガ風なのですが、
単純にドキドキできる少女マンガだけではないと思ったところを2つあげてみます。
心が素直なところがいい。
多感な年ごろの若者たちの話なので、やきもちとか嫉妬とか、ぐるぐると感情が渦巻くのですが、この物語でいいなと思うのは、みんな心が素直なところです。
神様に誓って約束したことは守らないといけない、と思っているし、
仇を恩で返したりするし。
キリスト教の教えが基本にある感じがして、やさしい気持ちになれます。
ファデットが完ぺきすぎて脱帽。
ファデットという女性は、作者ジョルジュ・サンド自身の若いころらしいです。
だとすると、自分を自慢しすぎではないですか、といいたくなるくらい、ファデットという女性は人格すばらしい、頭がいい、そしてしたたか、です。
女性のお手本ともいえると思います。
しかもこの物語は10代の話ですからね・・・
こんな知的な10代いるのかな・・・(笑)
若いのにとてもしっかりしているので、両想いになってうかれてしまったりもしません。
もっと先を見据えて行動します。
この物語は中高生くらいの女性にぜひ読んでほしいです。
というか、私がそれくらいの頃に読みたかった^^;
若いうちにこんなお手本のような女の子を知っておくことは、女性の人生にとてもためになることだと思います!