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旧約聖書 出エジプト記(岩波文庫)を読んだ感想。

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出エジプト記

こんにちは、akoです。

今回は、前回の「旧約聖書 創世記」に続いて、出エジプト記(岩波文庫)を読みました。

(その時の記事はこちらです。→旧約聖書 創世記 (岩波文庫)を読んだ感想。

内容は、大きく2つに分けられるかと思います。

前半は、モーセに導かれ人々がエジプトを出て旅する話。

有名な海が割れるシーンで、クライマックスを迎えた印象を受けました。

後半は、神からたくさんの命令?がだされ、その通りに人々が従う話です。

後半は、こんなもの作れ、あんなもの作れ、といった内容ばかりなので、だいぶ読み飛ばしてしまいました^^;

続いて、出エジプト記を読んだ感想についてです。

(※あくまで私の個人的な感想です。)

 

 

神は容赦ない

「創世記」「出エジプト記」と読んでいる途中から感じたことなのですが、読んでいて暗い気持ちになるというか、大げさにいうなら苦しくなりました・・・

旧約聖書のイメージを色でいうなら、私にとっては「灰色」です。

神が怒って容赦なく殺戮を行う場面がごろごろでてくるあたりは「赤」っぽい感じもするけど、もうなんというか、ただ人々が「契約」に従うだけ、みたいな感情がない感じ。
 
だから「灰色」なのかもしれないです。
 
そもそも私が勝手にもっていた「神」のイメージは、もっと慈悲深いというか、大きな心をもつものでした。
 
でも旧約聖書の神は怖すぎる。いつも怒ってるし、要求も多い。
 
その点では、教団に入団するときに、全財産を要求するような現在の宗教とリンクしてしまい、まったく理解する気になれませんでした・・・
 
神は、選ばれし民族以外の人間は簡単に亡きものにしてしまうし、約束?契約?を破った人に対しても容赦ない。
 
厳格といえばそれまでですが、神ってこういう存在だったんだと驚きました。
 
初心者が1回読んだだけなので、こんな印象しか持てないのかもしれません。
 
何度か読み返したら、違う理解ができるのかな。。。
 
 

イスラエルの歴史

本を読んでちょっと暗い気分になりつつ、イスラエルの歴史を軽く調べてみました。

といっても、ネットでさらっと読んだだけです。

しかし、さらっと読んだだけで、さらに暗い気持ちになりました(泣)。

ほとんどが追放、多民族支配の歴史なのですね。

自分のアイデンティティに民族や宗教が大きく関わる人々にとっては、この歴史はどんな影響を与えるんだろう・・・

私には想像すらできない領域のような気がします。

 

まとめ

個人的には、暗い気持ちになった「出エジプト記」ですが、あくまで私の感想なので、気にしないでください^^;

「出エジプト記」のとくに前半は、物語として読んでおいてもいいかなと思います。

有名なシーンですからね♪

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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