こんにちは。
みなさんは、日常でメンタルトレーニングは取り入れていますか?
私はまったく取り入れていませんでした。
自己啓発や哲学などの書物から、たくさんのことを学んではいても、それを日常でどう実践するかは自分の心がけ次第、というなんとも頼りない状況でした(苦笑)。
ふと、一流のアスリートの方々のメンタルトレーニングを学べば、得るものはあるはず!と思いついて本を探してみたのですが、この本は読んでよかったです!
とても良い本だと思います。
kindle unlimited対象になっています。
この本の目次
序章 機嫌よく仕事をしていますか?
1章 「ゆらいだ心」を切り替えるフロー思考 心のゆらぎを生み出す脳の仕組み
2章 自分の心を決めるための15のライフスキル
3章 「切り替え力」を身につける手帳術
4章 シェアと仕組みで「切り替え力」を磨く
5章 実践者たちの手帳活用術
この本は、スポーツドクターの方が書かれてはいますが、普通の生活で使うための内容になっています。
心の状態を深く掘り下げて説明しているような本ではなくて、とても実践的な本です。
やることはとても簡単です。
手帳に好きな言葉を書いておいたり、感情をかきとめたりするようなことだけです。
強いて難しそうな点を挙げるとすれば、「継続できるか」どうかにかかっているということくらいでしょうか。
心の状態は、「スキル」で変えることができる。
「スキル」で変えられるのなら、そのスキルは知らないとものすごく損だと思います!
簡単な内容
法則その1:人には心の状態が存在している
法則その2:心の状態には「フロー」と「ノンフロー」しかない
人間は、たいてい認知脳に頼りきっていて、ほぼノンフローに傾いたまま生きているのだそうです。
ノンフローの状態では、そこそこのパフォーマンスしか発揮できない。
逆にフローの状態であれば、高いパフォーマンスがだせる。
心の状態を、フローに切り替える脳の力を「ライフスキル」と呼んでいて、この本ではそのスキルを習得する方法が書かれています。
(ちなみに、フローに切り替えるというのは、ネガティブな気持ちを無理やりポジティブシンキングに変えるということではありません。)
スキルは15個紹介されていて、自分が好きなものから少しずつ実践していけばいいということでした。
どんなスキルかをイメージしていただくためにご紹介すると、
- フローの価値を考える力
- 自分の心は自分で決める力
- 感情に気づく力
- 意味づけに気づく力
- 言葉を選択する力
- 表情を選択する力
- 態度を選択する力
- 「今に生きる」と考える力
- 「好きを大事にする」と考える力
- 「チャレンジする」と考える力
- イメージする力
- 「一生懸命」と考える力
- 「感謝する」と考える力
- 「リスペクトする」と考える力
- 「応援する」と考える力
いかがでしょうか?
普段からやってるよ~という方もいらっしゃるかもしれませんね。
項目自体は、様々な自己啓発の本にのっていそうな内容もあります。
例えば、「感謝する」などは、たくさんの本に書かれています。
しかし、この本のすごい点は、日常で発揮できるよう、そして定着できるように工夫されている点です。
「手帳」を使うのですが、とても簡単。
また、15個のスキルとして挙げられているので、自分はあまりこのスキルは使ってないな、というふうに全体を見渡せる点も有り難いです。
そして、大事なのは、何をツールとして使われているのか?ですが、
自己4大ツールとは何かと言うと、それはあなたの言葉・表情・態度・思考です。
4大ツールを総動員できるのが理想ですね^^
個人的には、発する「言葉」はとても意識しますが、「表情」がどうにも弱いです・・・
でも世の中には、「表情」がすばぬけて素敵な人もいますね^^;
まとめ
心の状態は2つある、ということを知ることができただけでも有益だったと思います。
今の自分はフローっぽい?ノンフローっぽい?
それに気づくための方法、そしてフローに傾けていくための方法がたくさんのっています。
ついイライラしてしまったり、緊張してしまったり、そんなノンフローの状態を減らしていくための本です。
心の状態は、「自分が選択できる」ようになれたら、自信がみなぎってきそうです^^