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『残り97%の脳の使い方 ポケット版』を読んだ感想。

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97percent

「他人を動かす技術」と「目標を達成する技術」

第1章 周りを自分の思い通りに動かす方法
第2章 相手の「脳」と「心」を思い通りに動かす!
第3章 思い通りの人生にするための「脳」と「心」の洗い方
第4章 最新の脳科学と心理学から開発されたメンタル・トレーニング・プログラム
最終章 「創造的無意識」の使い方

 

こんにちは、akoです。
今回は苫米地英人氏の『残り97%の脳の使い方』を読みました。
タイトルそのままの内容を期待して購入しました。
章立てをみて、「人を動かす」系の話が中心かと勘違いして、今読みたい気分なのは自分の脳についてだったんだけど。。。とちょっとがっかりしていました。

ですが、この「人を動かす」系の内容もとても有益でした。

本の中で、

紙面にできるギリギリのレベルで具体的な「相手を思い通りに動かす洗脳の技術」を紹介していきます。

と書かれている箇所があるのですが、ええ、ほんとにギリギリの内容でしたね、と思いました(笑)。

考えようによっては、それくらい怖い内容です。
もし商談にこの本を熟知している人が来たら、私ならいやです。
「影響力の正体 説得のカラクリを心理学があばく」もそうでしたけど、悪い人には読んでほしくない本。
でも善良な人には読んでおいてほしいです。

続いて、「目標を達成する技術」の方の具体的な内容についてお話していきます。

 

私たちは何が本当に欲しいのか知らない

後半は、私が期待していた脳の使い方について書かれています。
重要だと思ってハイライトした箇所がありすぎるくらい、とても勉強になりました。

見ているものがすべてだと思わないでください。見えているものがすべてだと思わないでください。

心理的盲点のことを「スコトーマ」というらしいのですが、このスコトーマについての重要な概念は、”私たちは何が本当に欲しいのか知らない”ということだそうです。

現状=コンフォートゾーンの外側はスコトーマで見えない。

もし、年収を500万円から1000万円に上げたければ、コンフォートゾーンの位置をずらさないといけないそうです。

そのためには、「エフィカシー」という「自分のゴールを達成する能力に対する自己評価」を変える必要がある。

エフィカシーを年収500万円から1000万円に変える(徹底的にメンタルイメージする)と、年収1000万円がコンフォートゾーンに変わるとのこと。

スコトーマが外れると、年収1000万円の稼ぎ方がちゃんと見えてくるのだそうです。

また、そうやってコンフォートゾーンが変わると、本当のゴールも見えてくるのだそうです。

現状というコンフォートゾーンは、自分が本当に欲しいゴールもスコトーマに隠してしまっているらしいです。
(自分が本当に欲しいゴールを知らないって悲しすぎる・・・)

ここに書いた内容だけでも、私はこの本を読んでよかったと思いました。

コンフォートゾーンを上げて、見えていなかったものを見てみたい!  🙂 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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