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具体と抽象 を読んだ感想。

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具体と抽象

「具体と抽象」

具体と抽象を行き来することの重要性は知っていたけれど、どうしたら抽象的思考力を高めていけるか(「一を聞いて十を知る」ににはどうしたらいいのか)、ヒントがほしいと思って読んでみました。

勉強になった事だらけでした。
内容は深いけど量はそれほど多くないです。
ネコ町長たちの4コマ漫画もかなり面白いので、そんなに息も詰まらず最後まで読めると思います。

特に印象に残ったのは次の2点です。

二者択一と二項対立

抽象レベルで二項対立をとらえると、「考える視点」というのができて、
たくさんの人の意見がどの辺に位置するのか、という全体を見渡すことができる。
対して、具体レベルでのみ見ていると、二項対立も「二者択一」にみえてしまう。
白か黒かのデジタル的考え方と、二項対立というアナログ的考え方は、
レベルがまったく違うので、議論をしてもかみ合わない。

ものすごく勉強になりました。かみ合わない議論ってテレビやネットでよくみかけますよね。
これまでは、視点がそもそも違うんじゃとか、なんとなーくでしか理解できていなかったけど
抽象度をあげて考えると見えてくるものがあるんだなと思いました。

アナロジー

「パクリ」と「アイデア」の違い
恥ずかしながら、「アナロジー」という用語は初めて知りました。
最近読書をしていく中で、世の中は抽象レベルでのまねが
たくさんあるって知ってはいたのですが、用語は知らなかった。。
具体レベルだとパクリだけど、抽象レベルだとアイデアになっている。
ほんとのほんとのオリジナルなんてそんなにないみたいな。

ちなみにアナロジーの説明は以下のようにされてました。

アナロジーとは類推のことで、単なる世界と世界のあいだに類似点を見つけて理解したり、新しいアイデアを発想したりするための思考法です。

ここで、どうやったら「抽象的レベルのまね」ができるかってなると思うのですが、
重要になるのが、「関係性」や「構造」の共通性に着目することとのこと。
関係性をみつけるには、ある程度の複数の事象をまとめて「上から」眺めることが必要、といったことが書かれていました。

この本は、とても大切なことがさらっとたくさんでてきます。
私個人にとってはとても重要で、でもかなり難しい内容なので、ちゃんと自分のものにするには、何度も読み返す必要がありそうです。
本棚の殿堂入りしたとも言える本でした!(買ったのはkindle本だけど)

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