こんにちは、akoです。
今回は、 旧約聖書 創世記 (岩波文庫)を読んでみました。
なぜ旧約と新約があるのかさえ知りませんでしたが、いつかは読んでみたいと思っていた聖書。初挑戦です。
読む前の想像では、聖書っていうくらいだから人々が拠り所にするような、規律みたいなことが書かれているのかなと思っていました。
でも、実際読んでみると、前半は神話?っぽくて、後半は物語なのか事実なのか、なんだかよくわからないけど、お話として面白かったです(こんな表現はふさわしくないのかも?)。
ド素人が初めて旧約聖書 創世記を読んで、特に印象に残った点を書いてみます。
物語? 事実? 境目がよくわからない
アダムやノアの段階だと、900歳くらいまで生きたりしているので、物語だとはっきりわかります。(当たり前か)
その後は、アブラハムが175歳まで生きたり、サラがお婆さんになってから子をさずかったりします。
900歳まで生きることに比べたら、だいぶ現実的。
絶対不可能とはいえないけど、この段階でもほぼ物語と思って読んでいました。
しかし、段々と描写が細かくなっていく感じがして、物語なのか歴史なのかよくわからなくなっていきます。
例えば、誰と誰の子どもが誰々で、、、といった系譜がやたら詳細なんです。
名前が全員羅列されている。
なんのために?
言い伝えではこんなに詳細に伝わらないと思うんですよね。
知識不足のせいで、疑問点ばかり浮かんでしまいます(笑)
また、エジプトへ移った人々の名前も全員羅列されてました(結構な大人数でした)。
その他にも、何歳で亡くなったという記述がいちいちあったりと細かい。^^;
なにか意味があるのかな?
たいてい100歳を超えているのですが、ほんとうに100何回も数えたのかなとか思ってしまいました。
(私の年齢でさえ、今自分何歳だっけ?とわからなくなることがあるのに笑)
まとめ
「創世記」というだけあって、この世界のほんとのはじまりがわかります。
そのあと、人間がどんどん増えていくのですが、それぞれストーリーがあって面白いです。
でも、はじめの部分以外はふつうに物語(歴史?)っぽい内容なので聖書という感じがしないです。
次に、「出エジプト記」に入るので、そこがどのように変わっていくのかに期待しています。
「創世記」は正直読みにくかったけど、とても薄い本なので、短時間で読めますよ。^^