こんにちは、akoです。
今回は、どうすればわかりやすく説明できるのかを知りたくて、「教養バカ」を読みました。
「教養バカ」という激しいタイトルには興味はひかれなかったのですが、「わかりやすく説明できる人~」という説明にひかれました。(「バカ」以外になにか表現なかったのかなぁと個人的に思いました。なんか上からみてるように伝わってしまう気がします・・・)
ま、タイトルについてはおいといて、わかりやすく伝えるための方法や例がたくさんのっています。
読んでみてよかったです。
●目次
1章 教養人の話し方は、なぜわかりやすいのか
2章 教養人が使っている「わかりやすさ」10の技術
3章 あなたの周りの「教養バカ」7つのタイプ
4章 語彙力こそが「わかりやすさ」である
5章 【脱・思考停止】「わかりやすさ」にダマされるな
6章 心に刺さるフレーズのつくり方
|
相手の脳内にすばやく「絵」を描かせる
この本で、一番印象にのこったのは、次のフレーズです。
頭の中に『絵』が浮かび上がった瞬間に、人はわかった!と感じる。
「わかりやすい人」とは、相手の脳内にすばやく「絵」を描かせてくれる人とのこと。
ふだん説明をするときに「絵」を描いてもらうよう意識してないな、と思いました。
道順を教えるとか、人の雰囲気を伝えるとかであれば、自然にできそうですが、人工知能とは、とかになると知っている専門用語を駆使してしまいそうです、
そうすると著者の仰る「教養バカ」になるんですね。。。
わかりやすさの肝は「他者意識」。
ただ、わかりやすい方がいいからといって、だれにでも簡単な言葉を使えばいいっていうものでもないそうです。
伝える相手にとっての、「わかりやすい言葉」で伝えるのが大事!こういう姿勢を「他者意識」というとのこと。
話が一方通行にならないよう、相手を意識することを忘れないようにしなければ。
一瞬でロジカルになる!つなぎの言葉
「つなぎの言葉」は、脳への合図となり、次の話を予測させます。すると、脳は「受け入れ万全の態勢」になり、話をちゃんと聞けるようになるのです。
「たとえば」「だから」「つまり」「しかし」。
これは意識すれば使えそうです。これまでは「たとえば」くらいしか意識してなかったけど、話を予測してもらえるよう使ってみたいです。
取扱注意! 二分法は伝え方の劇薬である。
「YesかNoか」「AかBか」
二者択一を簡単に決めるって危険なことだと思いました。
わかりやすいけど、物事っていろいろな見方があるはず。
著者が仰るように、その瞬間のわかりやすさだけを求めず、多角的に問題を見る視点を意識していきたいです。
二者択一の考え方については、過去に読んだ本にもありました。こちらです。
類語辞典を使おう。
本の中で「ヤバイ」を類語辞典で調べられていたので、私も調べてみたのですが、、、
危ぶまれる ・ 危うい ・ 危惧される ・ ヤバイ ・ 思わしくない ・ 好ましくない ・ 不都合のある ・ 不都合な ・ 不都合きわまる ・ 都合の悪い ・ 具合が悪い ・ 具合の悪い ・ よろしくない ・ 都合が悪い ・ 虞のある ・ 虞がある ・ 支障がある ・ 支障が出る ・ 始末が悪い ・ 不具合のある ・ 不都合がある ・ 不具合がある ・ 差支えがある ・ 差支えのある (Weblio類語辞典より) |
最近、いい意味でも使われているものだと思ってましたが、類語辞典的には、「よろしくない」「好ましくない」意味ばかりですね。
どっちなんだかもう。。。
オノマトペを使おう。
これ、使ってそうで使ってなかったです!
こっちのほうがカンタンだし、使ったほうがわかりやすいのなら使います!
勝手に、あまり使わないほうがいいものなのかと思いこんでました。(苦笑)
まとめ
わかりやすく伝えるためのテクニックが他にも色々のっています。
特に、言葉がなかなかでてこない人に読んでほしい本です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!