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『禅マインド ビギナーズ・マインド』を読んだ感想。

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こんにちは。

今回は、はじめて座禅の本を読みました。

座禅については、以前から気になっていただけで、何も知識はありませんでした。

最近仏教の本を読み、なんというか無の感覚?みたいなのを感じてみたくなり、この本を手にとってみました。

『禅マインド ビギナーズ・マインド』は、アメリカで禅を広めた鈴木俊隆老師いう方のお話しがまとめられたものです。

とても深いことを、わかりやすい言葉で何度も説いてくれています。

それぞれの言葉が私にとっては新鮮で、また深かったので、その度に立ち止まり、自分で考えて、また読書に戻る、といった感じでした。

心のあり方、物事の捉え方みたいなものを教えてもらった気がします。

座禅のことをよく知らない方が読めば、「なんとなく」禅とは何かがわかる、本だといえると思います。

「なんとなく」と書いたのは、ちゃんと説明できるの?と聞かれたら、できないからです^^;

でも、その奥深さには触れることができるので、座禅試してみようかなと思われるはずですよ。

kindle unlimited対象にもなっています。

 

座禅はむつかしい?

まず、前提として、座禅は「姿勢が大事」なのだそうです。

正しい座禅の姿勢が書かれているのですが、恥ずかしながら、私は正しく足が組めませんでした(泣)

身体が異常にかたいということもあるのですが、足の長さが足らない気がします・・・

左足は右ももの上、右足は左ももの上。

要は足がクロスして反対側のももの上にのっかっていないといけないらしいのですが、できません!!!(泣)

身体がやわらかければ、足の長さに関わらずできるものなのでしょうか・・・

しょうがないので、気にせず足はあぐらでやろうと思っています^^;

座禅というと精神の修行というイメージで、難しそうと思っていたのですが、次のような言葉もあるように、そもそも突き詰めて理解しようとする必要もないようです。

坐禅をしていて、完全な落ち着きを得たいと求めるなら、そのときは、心を横切るいろいろなイメージに邪魔されないようにします。イメージは、起こっては消えていきます。起こっては消える、そのままにしておくのです。そのようにしておけば、コントロールができます。

 

私たちは、別に、禅を理解する必要はありません。私たちは坐禅を修行しています。知的に禅を理解する必要はありません。

 

ポイントは、つねにものごとをありのまま観察するように待機しているということです。これが心の空性です。空とは、坐禅の修行のことにほかなりません。

深くは考えず、まずは座禅をするということから始めることにしました^^

 

仏性

仏教の本や、この座禅の本を読んでいると、なんだか心が穏やかになってきます。

書かれていることを上手に説明することなんてできないし、まだ理解もできていないのに、不思議です。

個人的には、この「仏性」という言葉が心に残りました。

みんなもっているもの。

ありのままでいること。

まだ言葉の意味がよくわからないけど、わかるようになれたらいいなと思います。

この本で、特に心に残った言葉をご紹介します。

私たちが坐禅をするときには、私たちはみな仏性を持ち、一人一人がブッダ自身になる、ということです。ブッダが仏性といわれた意味は、意識の領域を超えて、ありのままでいる、ということなのです。

 

しかし、仏道を学ぶとは、自己を学ぶことであり、自己を学ぶとは、自己を忘れるということなのです。私たちが、自分を忘れてしまうとき、それは大いなる存在の本来の働き、あるいは、真の実在そのものなのです。このことを理解すると、世界には問題というものがなくなります。そして、どんな困難もなしに生きることを楽しむことができます。私たちの修行の目的とは、この事実に気がつくことです。

 

どこに行こうとも、どこにいようとも、人生の、このあり方を失うべきではありません。これを、「仏になること」「主人公であること」といいます。どこに行こうとも、あなたは周りの主人でなければなりません。つまり自分の道を見失わない、ということです。

このとき、あなたは、「さまざまな存在のすべて、われわれ一人一人の中に、仏性を見なさい」というブッダの最初の言葉の真の意味がわかるでしょう。

奥が深いです!

 

まとめ

この本は、はじめはアメリカの方に向けてだされた本でした。

なので、仏教文化のないアメリカの人達にもわかるように、丁寧に説明されています。

かえってそれが、現代日本の私たちにも理解しやすくなっていると思います。

言っている内容は奥が深いのですが、話し言葉なので、お堅い本ではないですよ^^

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