人生を豊かにするために読書をする日常の記録。読書感想文。

akoの読書blog

現代

新しいことを始める人向け!「やりたいことがある人は未来食堂に来てください」の感想。

更新日:

miraisyokudou

こんにちは、akoです。
今回読んだ本は「やりたいことがある人は未来食堂に来てください」です。

店主の方がご自身の飲食店開業の経験をもとに、どんな事に悩んだり立ち止まったりしてきたが、そしてそれをどう乗り越えてきたかを、これから何かを始める人に向けて応援のメッセージとして書かれた本です。
全くの素人が、0の状態から始めてお店を開いて運営していくまでの考え方から細かい行動まで書かれています。
何かをはじめる前にこの本を読むと、とてもいい参考になると同時に、たぶん「覚悟」も決めなきゃいけないと思う人もいるのではないかと個人的に思いました。

 

「覚悟」って書いた理由は、著者の行動量に圧倒されたからです。例えば、

  • 徹底的に既存を学ぶため、最寄り2つの図書館においてある料理本をすべて読破した。(量にして、棚6つ分くらい、何万種類の料理の写真)
  • 「あつらえ」というシステム名を考えだすため、図書館の辞典コーナーで何十冊も辞典を引き、これだ!と思う単語がみつかったらその単語で類語辞典を引き、周りの言葉でまた国語辞典を引くという作業のために何日間も図書館に通った。
  • 日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー受賞のスピーチのために、マザー・テレサの伝記とスピーチを研究書レベルまで読んだ。(理由を書くとちょっと長くなるので超簡単にすると、マザー・テレサはただ貧しい人をどう救うかということを考えていただけなのにノーベル賞までとってしまった。世間の評価と本人の思いの間にあるそのギャップと、レベルは違うが、今回賞を受賞された著者自身が感じているギャップに共通しているものを感じた。だからノーベル平和賞を受賞した時に彼女がどう話したかを知りたくなった、ということでした。)

すごくないですか?私は、著者の「徹底的」度合いに圧倒されました。

とくにスピーチのためにマザー・テレサの伝記を読んだなんて・・・たしかに、すごい賞を受賞してしまった責任みたいなものを感じる気持ちは何となくわかるけど(経験したことないからあくまで想像 😉 )、自分が同じ立場になったとしてもそこまで「徹底的」には準備しないだろうと思いました。「徹底的に」という概念がほぼ欠落している人間の私にとっては、とても勉強になる内容でした。

 

そういえば、先日読んだ本でホリエモン氏も「徹底的」という言葉使われていました。

「人のやっていることを徹底的に真似し、改善する」とか「時間を徹底的に使う」というような内容だったかな。

今回の著者は「徹底的に既存を学ぶ」でした。

すごい人は「徹底的に」やっていることがあるんだな、というのが今回の読書の一番の感想です。

 

ちなみに、この著者の方は決して、「質より量」とか「努力!努力!」みたいな考え方の持ち主ではないです。

事柄によっては、「必ずしも満点である必要はない」とか「無理をしてもだれもハッピーになれない」のような考えも持たれています。

それぞれ理由もきちんと書いてあり至極理論的な本です。

 

また、人にどう伝えるかや、人にどんな“プラス”があるかを考えるなど、人の心についても書かれていて、著者の人柄が伝わってくるような温い本だと思いました。

-現代

Copyright© akoの読書blog , 2020 All Rights Reserved.