こんにちは、akoです。
今回は、阿刀田 高氏の『新約聖書を知っていますか』を読みました。
これまで、旧約聖書は『創世記』、『出エジプト記』を読んでいて、次は新約聖書に挑戦したくなったからです。
新約聖書はkindle版があったので、それにしようかとも思ったのですが、量がものすごく多くて、章も多い。
これを全て読むのも・・・だし、どの章が重要なのかもよくわからない。
そこで、新約聖書については、まず解説本の力を借りることにしました^^
この本は、信仰をもたない人の立場で書かれた本なので、とてもわかりやすかったです。
というのも、旧約聖書は、解説本なしにいきなり読んだのですが、途中で色々疑問がわいていました。
この部分は信者の人は矛盾に感じないのだろうか?とか、これを真実として受け入れているのだろうか?とかです。
でも、解説本は自分以外の人が思う疑問などがわかるので、面白いですね。
ひとり孤独に旧約聖書を読んだときとは、違った面白さがありました。
正直、この本でだいたい新約聖書の概略を理解した気になっているのですが、新約聖書はちゃんと読みたいと思っています。
この本には、それぞれの章の大まかな位置づけも書かれているので、これとこれは読みたいな、というように選べるようになれたのがとてもよかったです。
ちなみに、聖書の読書には「マタイ読み」という言葉があるそうで、「マタイによる福音書」だけを読んで、「はい、聖書を読みました」という顔をしていることをいうのだそうです。
それだけ、「マタイによる福音書」を読めば、結構おなかいっぱいになるのかなと思いました。
でも、個人的には、キリストが亡くなって(復活して?)以降、なぜこれほどキリスト教が広まったかのほうに興味があるので、「福音書」だけではく、「使徒パウロの手紙」は読んでみたいと思いました。
他には、旧約聖書の続きのような意味になっているという、「ヨハネの黙示録」も。
まとめ
聖書に限らず本を読む場合、わかりやすい解説本から入る人も多いかと思います。
どちらかというと、私は解説本なしに挑戦できるならそうしたい派です。
でも、今回『新約聖書を知っていますか 』は先に読んでおいてよかった~と思いました。^^
読んでいなかったら、おそらく迷い子になっていたんじゃないかと思います。
「福音書」だけでも4つあるので、解説がなければ、微妙に異なるらしい内容をどう受け止めればいいのか、わからなかったと思います。(受け止め方はその人次第ではありますが。)
聖書は量が多すぎてどこからどう読めばいいかわからない、という方におすすめします。
『新約聖書を知っていますか』の中で紹介されていた映画。備忘録をかねて。使徒ペテロが登場するそうです。